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MacからRDCでWindows7のExcelを快適に操る方法

問題

最近メインマシンがMacになったんですが,問題が一つ.ちょっとしたデータを軽く加工してグラフを作るときなんかに,Excelのピボットテーブルを重宝しているわけですが,MacのExcelはゴミなので,ピボットグラフ機能が存在しません.こんなExcelには何の価値もないので,RDC(Remote Desctop Connection)でWinマシンにつないでExcel処理をする環境を整えました.

Windows全般

日本語入力

まずは日本語入力.現環境が英字キーボードのMacで,そこから日本語環境のWinに接続する形なので,日本語変換が面倒だったりします*1.なので日本語入力切り替えを,[言語バー]→[設定]→[詳細なキー設定]→[入力言語を切り替える]で設定します.[control+shift]と[option+shift]と[`]の3種類が選べますが,ここは日本語Winに合わせて[`]にしておくとわかりやすいです.

WIndowsキー

続いてWIndowsキーですが,当然Macのキーボードにはこれがないので,[command]に割り当てましょう.これはMacのタスクバーから[RDC]→[preferences]→[キーボード]→[WIndowsスタートキー]→[command]で設定できます.これで[command+d]や[command+e]みたいな日常的に使うショートカットも思いのまま.

Excel

タブ切り替え

Excelを高速に扱うために欠かせないのがショートカット.中でもタブ切り替えは使用頻度MAXなので,ちゃんと覚えましょう.残念ながら押すボタンが一つ増えてしまうのが残念ですが,[fn+control+↑↓]でタブが切り替えられます.

データの途切れるセルにジャンプ

そしてExcelのショートカットで最も使用頻度が高いのが,Windowsだと[Control+↑↓←→]で使える,データが途切れるセルにジャンプするショートカットです.これもMacからだとボタンが一つ増えて,[Control+Command+↑↓←→]での実行になります.もちろん範囲選択も,[Control+Shift+Command+↑↓←→]出】思うがまま.ボタンが増える分だけ効率はやや悪くなるのですが,macのターミナル直使いの便利さを考えると,そこは妥協点かなと思ったりしています.

そんなわけで,快適なMac + Win Excelライフをエンジョイしましょう.

*1:エンジニアだとありがちな構成という気もします