About connecting the dots.

data science related trivial things

AWS の Deep Learning AMI で MXNet のバージョンをあげる

最近 AWSDeep Learning 周りのモデルを試してみたりしています.Deep Learning AMI があるので,自分で CUDA や cuDNN や各種フレームワークを入れる必要がないというのが一番大きいです*1.10 分もあれば,P2 インスタンス上で Jupyter notebook 使って開発が開始できるのはとても楽です.もうローカルマシンに環境構築する時代には戻りたくないものです.

とはいえ,この界隈は非常に進歩が早くていろいろ追いついていないことが多いです.現在の Deep Learning AMI では MXNet の 0.9.3 がインストールされているのですが,MXNet 自体はすでに 0.10.0 になっており,ドキュメントもそれに合わせてバージョンアップしています.このバージョンアップで結構 API が変わっており*2,ドキュメントみながらいろいろ触ってても,エラーが出て結構詰まってしまうのですね...

なので MXNet のバージョンをあげましたよというのが今回のお話.やることはそんなに多くなくて,コマンドを以下のように順に打っていけばよいです.今後も同じようなことがあったときのための備忘録がわりに*3

cd ~/src/mxnet
git pull origin master
git submodule update
sudo make clean && make # 2h くらいかかります
python -c "import mxnet; print(mxnet.__veriosn__)" # 0.9.3 と表示されるはず
cd python
sudo python setup.py install
python -c "import mxnet; print(mxnet.__veriosn__)" # 0.10.0 と表示されればOK

*1:Amazon Linux だけではなく,Ubuntu の AMI もあります.

*2:mod や test_util あたりが特に変わっている感じがします.

*3:こちらとかこちらを参考にしました.